機械式継ぎ手とは
 近年機械式継手は、鉄筋工事の合理化施工を目的とした先組み鉄筋工法や、プレキャスト工法などの工業化工法の増加に伴い、その使用が増えています。
  最近の工業化工法は、従来の1本づつ継ぐ方法から、ユニット化した部材の複数本の鉄筋を同時に継ぐ方法が増えたことから、簡便で施工の容易な継手を要求するようになっています。さらに鉄筋の高強度化・太径化が進むとともに、継手の使用数量は増え、より高品質で信頼性に優れたものが望まれております。
  電炉各社は需要家ニーズに応えるため、継手の製品開発を行い、機械式継手分野に積極的に参入しています
機械式継手の使用状況
メーカー数:15社
機械式継手の施工数量:約900万個程度((公益社団法人)日本鉄筋継手協会)